異常気象の七月も終わりですが、平ヶ岳をめざす山のベテランでもこの不安定な天候には困はてており、小屋側としても対応に苦慮している。いつもの暑い夏の太陽はどうしてしまったのだろう。先日、登山道の整備(主に根曲り竹の藪刈り)を幾日もかかって実施した。依然道程は短くなつたのではないが、歩きやすくなったと非常に好評です。この登山道の維持に協力いただいた方々に感謝したい。例年に比較して残雪が多く遅咲きの高山植物の花々が咲き競って文字通りの山上の楽園を提供してくれる、ひこときわ目立つのはコバイケソウの白い大群落が待っているのです。